■日本の民家
絶版本。アマゾンではすごい値段になっていて、入手して読むことはできないだろうなあと思っていたら図書館にあったので驚くとともすごくうれしかったです♪
そもそも、雑誌で「日本の民家」に載っていた民家を調査している人達の記事を読んだのがこの本に興味をもったきっかけでした。
いろいろな地方の民家が載ってますが、今住んでいる近辺がでてきてたりしてまたびっくりでした。
本に載っている民家で今も残っている家はほぼないと思います。
ごく普通の民家ばかりだから住人も特に保存しようなんて思わないでしょう。
きっと当時も、なんでこんなフツーの家なんてスケッチするの?なんて不思議がった人もいたのではないかなあ…。
約90年経ち、実際に住んでいた人達もいなくなってしまうと昔話の世界をみているような気分になります。
家って住む場所や仕事や気候風土によって家の形や材料も違うという当然のことに改めて気がつくとともに、現在はある程度好きなように家を建てられる贅沢な時代なんだなあと思いました。
それがいいのか悪いのかはまた別の話なんですが…。
日本の民家 (岩波文庫)
今 和次郎
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