■どろんころんど
アンドロイドのアリスが目覚めたら、ヒトはいなくなっていてどろんこの世界だった…。
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ボクラノSFシリーズの中の1冊。図書館でも児童書の棚にありました。普通なら気付くことのない本ですが、
「ダ・ヴィンチ」1月号の
"本読みのプロが選ぶ、「とっておき」の今年の3冊"
に載っていたから読んでみる気になりました。
去年のこのコーナーでは『ハーモニー』を見つけたので、今回も期待して読んでみました。
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どろんこだらけでへんてこな世界ですが、ヒトがいないこんな世界になった理由などはちゃんとSFでした。ちょっとこわい。
文庫本だったら買うのにーっと思ったのですが、装丁や活字とイラストがすごーく凝っているので、これはこのままで素敵だと思います。
と、思ってたら、装丁は祖父江慎さんでした。納得。
どろんころんど (ボクラノSFシリーズ)
北野勇作 鈴木志保
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