読んだ本・アガサ・クリスティー

2012年10月24日 (水)

■愛の探偵たち

クリスティ短編集。

1冊の本でポワロもマープルもクィン氏も出てくるお得な感じの短編集。
『終りなき夜に生れつく』と同じプロットのお話があるというので読みたくて借りてみました。

お話としては「三匹の盲ネズミ」がおもしろいと思うのですが、
他のお話もポワロやマープルが出てくるだけで安心感があるのは私だけかしら・・・。

あと、この中で題名がネタバレっぽいお話があると読了後に知り、改めて題名を見直したら・・・
あーっ !! これはダメでしょうっ。ていう題名を発見しました。
新しいクリスティ文庫版では改題されてるようですが…。

で、『終りなき夜に生れつく』と同じプロットのはマープルさんのお話でした。私は先に読んだからか、長編のほうがいいと思いました。


愛の探偵たち (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-55 クリスティー短編集 9)
アガサ・クリスティー 小倉 多加志
4150700559

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2012年10月 8日 (月)

◇終りなき夜に生れつく

しばらく前に購入し積読本となってたクリスティ本2冊。
『死人の鏡』
『終りなき夜に生れつく』

『死人の鏡』はいつ読んでも安定のポワロもの短編集だったので、
今回は『終りなき夜に生れつく』のお話を。

印象的な書名で気になっていた本。
内容も印象に残るお話でした。
っていうか、そのトリックをまた使うんだ・・・と驚きました。
ポワロものの有名作品でやってますが、これは一度しか使えないだろう・・・と思ったので。
ネットで感想をみると皆さんネタバレに気を使ってます(汗)みんなその有名作品の書名だしてないから余計気になります。
そうなるとちょっとムキになって本読む前に探してしまう私。ネタバレあらすじ読んでそのトリックだとわかって読んでも終盤のどんでんがえしにドキドキしました。

これと似たようなプロットで短編があるそうなので、早速『愛の探偵たち』を読んでみようと思うのでした。

終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー 乾 信一郎
4151300953

死人の鏡 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー 小倉 多加志
4151300589

愛の探偵たち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー 宇佐川 晶子
4151300619


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2012年2月 7日 (火)

■ナイルに死す

映画化もされたクリスティの超有名作。…なのにこれも未読でした。
映画も昔ちらっと見た気がするんですが、ポワロらしくないポワロさんだなぁという印象しか残ってません(汗)
映像で見たポワロはNHKのTVシリーズの人(デビッド・スーシェ )が一番イメージ通りかなぁと私は思います。

で、原作を読もう!と思ったんですが、まず図書館で『ナイル殺人事件』で探してしまったためにしばらく見つけられず、何故か先に『メソポタミアの殺人』を読んでしまったりしました。映画と原作の題名が違うのはよくある話なのに、クリスティの場合はそんなことないだろうと何故か思い込んでいたんです…。

そんなこんなでようやく借りて読んでみました。
しかし事件がなかなか起こりません。何か起きそうな不穏な雰囲気が漂いつつ1/3くらい読み進んでも、事件が起きません。何時になったら…とジリジリしながら読んでた頃にやっと事件が起こります。
そればかり気になってたせいか、やっぱり結末に素直に驚くことになるのでした。

ナイルに死す (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ クリスティー Agatha Christie
4151300155

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2012年1月12日 (木)

■メソポタミヤの殺人

実はナイル殺人事件のほうを借りようとしたんですが見当たらず、
とりあえずこちらを借りてみました。
(「ナイル殺人事件」というのは映画名で、原作は「ナイルに死す」だと知ったのはつい最近でした・・・)

アガサ・クリスティのお話はいつ読んでも安心できるわかりやすいミステリーです。
こんなにお約束な設定のお話なのに、いつもどうしても犯人が当てられないのはなぜなのでしょう??

今回も素直にあっと驚かせてもらいました。


メソポタミヤの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-5))
アガサ・クリスティー 高橋 豊
4150700052

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2011年5月23日 (月)

■ABC殺人事件

オリエント急行アクロイドさんに続いて「超有名なのに実は未読のクリスティ本」だった、ABC殺人事件をやっと読みました。
これも普通に疑いなく素直に読んだので、すっかり騙されたのでした…。

ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー 堀内 静子
4151300112

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2011年2月18日 (金)

■アクロイド殺人事件

■アクロイド殺人事件
アガサクリスティの推理小説は有名なものが多いけど意外とワタシは読んでいないかも…。

そう思って、今年はクリスティの超有名作品だけでも読もうと「オリエント急行殺人事件」に続き借りてみました。

あらすじを簡単に言うと…
アクロイド氏が殺されて、ポアロさんが犯人を探すお話です。

「オリエント急行殺人事件」は映画も断片的に観たりしていてなんとなくオチを思い出したのですが、これは全く未読。ポアロものだけど今回もへイスティングズ君はでてこないんだー残念・・・と呑気に素直に読んでいたので、
えーっ!犯人この人なのっ!!
と、すっかりだまされました。さすが傑作と言われているだけあります。一度は読んでおきたい本だと思いました。


アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ クリスティー Agatha Christie
4151300031

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2011年1月19日 (水)

■オリエント急行殺人事件

アガサ・クリスティの超有名な小説ですが、なんと

実は未読!!

なのでした。
映画も断片的に何度も見てはいるけど、通しで観たことはなく、犯人は誰だったのか人に聞いた気がするけど忘れてる…という状態。

これは1度ちゃんと読んでハッキリスッキリさせなければと思ったのでした。


今回借りたのは新潮文庫版。
■オリエント急行殺人事件


まずは裏表紙の紹介文を読んでみる。

゛厳冬の中部ヨーロッパを走るオリエント急行は、大雪のため立
往生し、深夜、老富豪が刺殺された。その体に残る無惨な12の
傷跡。・・・゛

あれ?何か結末思い出したような気がする〜(汗)

・・・でも、まあ、ちゃんと最初から通しで読了できてスッキリです。
ほかのクリスティ作品、特に映画化されたものも読んでみようと思います。


オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ クリスティー Agatha Christie
4151300082

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2006年7月10日 (月)

◇スリーピングマーダー

ミス・マープル最後の事件。記憶の中の殺人に挑みます。

恩田陸さん解説の文庫本を見つけて思わず購入!です。
久しぶりのアガサ・クリスティーです。ミス・マープルというと、事件があると首をつっこむ余計なお節介おばさんという印象が私にはありますが、今回もやはり思いきりお節介してます。
自分の住むところから離れずに事件を解決するというイメージがあったのですが、今回は事件のあった家まで出向いていきます。そして最後のところでの意外な行動力に少し驚きました。
ポワロの最後の事件とは違い、まだまだ大丈夫そうなミス・マープルでした。

スリーピング・マーダー
アガサ・クリスティー 綾川 梓
4151300465

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