読んだ本・江国香織

2007年5月19日 (土)

■ぬるい眠り

江國さんの短編集
読んだことのある話もいくつかあったはずなのだけれど、内容をすっかり忘れていて新鮮な気持ちで読んでいました(苦笑)


ぬるい眠り

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2006年8月31日 (木)

■スイートリトルライズ

文庫化されたのを知り、読んでみようと思いました。

江國香織さんが書く、夫婦のお話は、あまり現実感がなくて、こんな夫婦いるのかな?と思ったりします。でも、とっても気になって読みたくなります。
この本も夫婦のお話、で、不倫のお話。

「人は守りたいものに嘘をつく。」

何でも正直に話して喧嘩してでも解り合えず疲れきるより、秘密にして穏やかに暮らすほうが、夫婦の場合いいのかも。と思ったりしました。

ああ、そういえば江國さんの夫婦についてのエッセイ「いくつもの週末」が大好きで、だから、つい夫婦のお話を読んでしまうのかもしれないなと、今、思いました。

スイートリトルライズ
江國 香織
4344408209

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2006年8月29日 (火)

■ホテルカクタス

江國さんの本で短編でなくて、夫婦の話でもない本は初めて読みました。

帽子ときゅうりと数字の2が出てくる話。
これを聞いただけで、どんな話なのか、ワクワクしてきました。

人ではなくて、帽子ときゅうりと数字の2・・・それが、本当にその通りで、全然共通点はないのに友達だというのが素敵です。

ホテルカクタス
江國 香織
4087477096

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2005年9月 8日 (木)

■赤い長靴

江國香織さんの連作短編集

小説というのはフィクションで、現実にはありえない事だから小説になるのだと思っている。
でも、この夫婦の通じない会話や相手の考えていることが全くわからない感じ、妻のいらだちは、うちと同じだ。そう思っているのは私だけかもしれないけれど・・・

二人なのに一人ぼっち(帯より)

二人でいるのに孤独、一人だったときよりも孤独。離れていると寂しいようなホッとするような感じ。


独身の頃こんな小説を読んだら、
・・・この人たち、いつリコンするんだろう。さっさと別れてしまえばいいのに。私はきっとこんなのは耐えられない!・・・
と、思ったことだろう。

今ならば、この二人はずっとこんな感じで時を重ねていくのかなと思える。それもいいかもしれない、なんて思ってしまう。諦めてしまっているのかな?私は。


赤い長靴 (文春文庫 え 10-1)
赤い長靴 (文春文庫 え 10-1)

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